【研究】One the Generic Construction of Identity Based Signatures with Additional Properties (Galindo, Herranz, Kiltz) [ASIACRYPTO'06]

PKI Sig + PKI Sig → ID Sigという結果がbellare et.al. EURO'04だったわけだが、それを
+ PKI Blind Sig → ID Blind Sig,
+ PKI Proxy Sig → ID Proxy Sig…が今回の成果?

発想をIDBlindSigを例に簡単に記述すると、
IDとPKIの違いであるExtractの部分をどうにかしなくてはならない。
なぜなら、ここがちゃんとした入力であることが保障されれば、
後はvalidな入力でPKIBlindSigを走らせることができるから(IDBlindSigのblindnessとPKIBlindSigのblindnessが等価になる)

そのために、IDSigのExtractで返すsk[ID]の中にBlindSigの鍵を「PKISigで署名して」送る。ポイント。
ゆえにvalidな値でプロトコルが走ることが保障されると。
こんな感じかな。