2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【研究】Security and Composition of Cryptographic Protocols: A Tutorial (R.Canetti)

追記していくUCの概念を直感的に学んでみましょうよ、という論文(配布資料と言った方が正しい?) 時折証明を織り交ぜつつ、しかし大体は概念の説明。 まずは簡単にtwo-partyでnon-reactiveなプロトコルがstand-aloneで実行されている場合を考えましょう、…

【研究】Attribute-based Encryption with Partially Hidden Ciphertext Policies (西出,米山,太田) [ISEC'07]

Attribute-Based:暗号文を、特定の属性(attribute)を持つ参加者が復号できる方式。 これまでいくつか見たものは、 ユーザーの秘密鍵に復号することのできる属性(access policy)を埋め込んでいた。 ゆえに、例えば部門A向けの暗号文と部門B向けの暗号文…

【研究】A Framework for Efficient and Composable Oblivious Transfer (Peikert,Vaikuntanathan,Waters) [CRYPTO'08]

UC安全(adaptiveではない、つまりadversatyはadaptiveにcorruptすることはない)なOTをCRSモデルで構成。 UC安全であり、round optimalであり、computationが(比較的)少ないというところがcryptoに通った理由なのだろうか? これまでUC安全なOTはtwo-part…